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【幸せの黄色い蝶を呼び戻そう!】「Happy Butterfly Project」熊本でキアゲハの研究をしている17歳のお話

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こんにちは。ひとみです。

今日はROCKET5期生、徳永喜大(トクナガキミヒロ)くんのキアゲハ研究がすごいので紹介します!

 

キアゲハの研究

徳永くんはキアゲハが少なくなってることに気づき、どうしたらまた増やすことができるのか研究しています。

環境を調べていくとキアゲハの食草であるセリ科の植物が減っていることに気づきました。

そして、自宅のお庭にミツバをたくさん植えたそうです。

キアゲハは無事戻ってきて元気にしていたそうですが、昨年の熊本豪雨で被害をうけてしまい、ミツバも流され・・・。

足りなくなったミツバを手に入れるため、SNSを使って全国に協力を求めるとミツバを送ってもらえ、昨年も無事にキアゲハを飼育できたそうです。

 

そんな徳永くん。最近ではキアゲハの飼育法のワークショップをしたりなど、キアゲハを守り増やすための活動をしています。その名も「Happy Butterfly Project」!

キアゲハのことを「幸せの黄色い蝶」、と呼ぶ地域があるとのことです。

なんだか幸せになれそう!

 

 

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パンフレットを作って、ミツバの種を配っています。

 

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自作のコンセプトブック。活動をまとめています。

 

ROCKETにはこんな風にひとつのことに熱心に取り組む子が多いです。

他にも、ひとつのことだけではなく、いろいろなことに興味がある子も多くいます。

子どもたちは好きなことをやっていいよ、と言ってもらえるとぐんぐん興味関心の世界を広げていくようです。

 

たぶんROCKETの子どもたちは答えが既にわかっているものから学ぶより、わからないものを自分で探し出すのが好きなんだと思います。

なので、学校とあわない子が多いのもうなづけます。

学校は既にわかってることを教え、子どもたちはそれを学ぶことが前提ですもんね。

 

少し要領がよい子は、好きなことも学校の勉強も両方できると思いますが、要領がよくない分自分の興味関心のある分野に没頭し、力を発揮して突き抜ける子もいます。

 

伸びたい方へ伸びたいだけ

突き抜けなくても、それもよし、です。

その子が伸びたい方に伸びればいいだけ。

伸びたい方向があるのに、剪定したり無理に形を整えなくてもいいはず。

 

もしかしたら好きなことをしている中でその分野で突き抜けることもあるかもしれません。

でも、突き抜ける途上にいるあいだは、まわりのみんなが心配するかもしれません。

学校の先生も親も。きちんと学校の勉強をし、標準的な道を歩んだ方が安全に見えるし、本人のためを思うとそう指導したくなるのも無理はありません。

 

ROCKETは伸びたい方向に伸びようとしてる子どもたちを探し出し、「伸びていいよ!好きなことしなよ!」と背中を押してくれる場所なんです。

「ROCKETに乗って打ち上げられて、大気圏突破しちゃいなよ!宇宙まで行っちゃいなよ!」というように。

そう言われると子どもたちはとても安心します。

 

ちなみにちなみに。

科学は先人たちの研究を次の世代がバトンを受け取っていくものなんだと思います。

なので、これまでの研究を敬意をもち、尊重し、感謝して学ぶことはとても大切なことだと思っています。

けれども、学び方はみんなそれぞれ違うんですよね。。。

 

思いを一気に書きすぎると息切れしてしまうので、今日はこの辺で!

 

徳永くんのプロジェクトがうまくいって、幸せを呼ぶキアゲハがたくさん増えるといいなーと心から願っています♪