【「好き」がベースの学び】ロボットづくり一筋のROCKET二期生、鳥山樹くんの話
こんにちは、ひとみです!
ROCKETプロジェクトにはロボット好きな子も多いです。
鳥山樹(とりやまいつき)くんはROCKETの二期生です。
こちら、2年前の記事です。
樹くんはROCKET2期生なのでうちの子と同期生なのですが、ずーっとロボット一筋で、いままでにも何度かそのすごいロボットを見せていただく機会がありました。
それが、毎回進化していくのです。
見せてもらえる機会がある時には、いつもみんながまわりにわーっと集まってきて大人気。
ダンゴムシとかカエルとか、不思議な動きをしたりジャンプしたり。
私はロボットについてはよくわからないんですけど、見ていてとても楽しくワクワクします♪
そんな樹くんも既に成人を過ぎています。
昨年は大人のロボットコンクールで、優秀賞、MVP賞をとったと聞きました!
↑ご本人のインタビューが最初に載っています。
「好き」を最大限に伸ばしてくれた、このロボット教室も素晴らしいですが、この教室と出会うように一緒にサポートし続けてくれたお母さまも素晴らしい!
「好き」なことにはものすごい集中力で取り組む、けれどもそうではない他の部分には力を振り分けられないタイプのお子さんがいる方は、↑の記事、励まされますよ!
ROCKETはとにかく好きなことを、遠慮せずにひたすらやりなさい、と応援します。
「好き」なことに意味を見出さなくていい、と言います。
私たちってついつい、「世の中の役に立つかどうか」ってことを考えがちです。
昨年、孫正義財団の最終選考で落選してしまったという樹くん。
どちらかというと孫正義財団は、「世の中の役に立つかどうか」が選考基準な気がしています。(詳しくないのであくまで私のイメージです)
ROCKETとはその点が少し違うのかもしれません。
どちらがいいと言いたいわけではなく、どちらも必要だと思います。
ちなみに樹くんは、「何かの役に立つものを作るより、好きなものを作りたい」、と落選したことをまったく気にしていなかったということです。
「好き」ベースで学ぶのは基礎研究の世界なのかな、と思っています。
世の中の役に立つかどうかはあまり関係ないんですよね。
私は子どもと一緒に菌類研究のボランティアや活動をしてきましたが、そこで出会った人々は「世の中の役に立つ」かどうかではなく、「好き」ベースでした。
知識欲、でもあったり、知の遺産を後世に受け継ぐ使命感なんかもありそう。
基礎研究があってこそ、病気を治すお薬が発見されたりなど、思ってもみなかったような使い道が発見されたりすることがありますよね。
今の日本、わかりやすく世の中に役立つ研究だけではなくて、基礎研究にもっとお金を出してほしいですね~。(話が基礎研究のことになっちゃってごめんなさい・・)
「好き」ベースで生きる人たちが増えることで、思いがけないイノベーションが起こるのではないでしょうか。
今日も読んでくださってありがとうございました!